1771年、ウェースプ(Weesp)を買収したヨハネス・デ・モル(Mol)はすぐに工場を オウデ・ローストゥレヒト(Oude Loosdrecht)(ユトレヒトとアムステルダムの間)に移転させた。
アルカニストのジェヴロ(L.V.Gerverot)の協力により、直ぐに硬質磁器の生産が開始された。彼はウェースプでも、絵付け師、原型師として重要 な役割を演じていた。1782年、 モルが亡くなると多くの債権者による有限会社に転換されたが、高コストでしかも外国製品との激しい競争があり、それに比してマーケットは小さく、結局経営難から逃れられず、1784年に経営者はそのままで、工場のみオウデ・アムステル(Oude Amstel)に移転させた。
そしてドイツ人の ドイバー(F.Däuber)がマネージャーに就任することとなる。
 
 
Oude Loosdrecht(1771-1784)          Benelux